「スマートに本質を掴み、ひょいっとナナメうえに問題を解決する。」
というコンセプトを基に、ナナメウエという社名の極めてシュールで強い響きの妨げにならないよう、飄々とした佇まいのロゴを作成しました。
あえてビジュアルコンセプトを最初に定義せず、 「ナナメウエ」という響きから想像できうる限りのパターンを提案。代表である石濱氏の潜在下にあるナナメウエのイメージを、何段階かに分けてチューニングし、緻密なブラッシュアップを重ねました。思いを受け、ビジュアルで返答するというプロセスを時間をかけて行うことで、最終的に双方が納得のいくイメージを探し当てることができました。
過去のロゴのモチーフで使われていた紙飛行機の軌跡は、現在の成長に至るまでの歴史という意味を込めて継承しています。新たなロゴでは頭文字である「n」をまじえ、「現在より先」「まだ見ぬ未来」を表現しています。
大きな空間に向かって伸びていこうとする軌跡は見る者の想像力とエネルギーを掻き立てます。
シンボルのモチーフを検討した末、右斜め上に伸びる軌跡そのものがアイデンティティとして成立していれば、その向こう側にあるものはなんだって良いと考えています。