バーに入りたいけど、敷居が高いと感じる人がいます。また、バーに一緒に行けるような友人を探している人もいるでしょう。Dunbarはそんな人たちに、新しい繋がりの場を提供することを目的としています。誰とでも自由に会話ができて、新しい人と繋がることができる、どんな人にも開かれたバーがテーマです。そのためデザインは、親しみやすく安心感を与えるものにしたいと考えました。ロゴに添えられたイラストはDunbarにお酒を飲みに来た顧客をイメージし、フレンドリーで落ち着きがあり、知的な雰囲気をまとった男性を描いています。
オレンジは居心地の良さや安心感に加え、バーで過ごしたひと時の楽しさや喜びといった温かな感情を表現しています。ライトグリーンはバーの店舗がある目黒川周辺に広がる自然を、ダークグリーンは夜や黄昏時を表します。また赤に近い明るいオレンジは、バーの店内にある暖炉を象徴する色でもあり、ブランドにアクセントを与えるカラーとして選びました。
ロゴやイラストにあしらわれたアーチの形をバーの内装にも取り入れて、店舗とクリエイティブに一体感を与えました。アーチ型の窓は、ご近所さんのように共通点がある人と出会えるかもしれない、というわくわく感を表現しています。初対面だけど、どこか親近感が感じられる人たちとの出会いの場になってほしいという想いを込めました。