ChefCinemaは、「今日は何屋さんだろうが楽しみとなる場所へ。」をコンセプトにカレンダー毎にお店が変わる新しいカタチの飲食施設です。映画館で新作映画を見るように、毎日異なるシェフが登場し料理が出来上がる様子を見て、食事を楽しむことができる斬新なコンセプトが魅力的です。ロゴタイプ・シンボル・イラストをhicardが担当しました。
汎用性と独自性の調和
「シェフにとって自分のお店は舞台である」
ChefCinemaの名前は、料理をする全ての人々へのリスペクトから生まれています。
訪れる日・時間帯・出店するシェフによって変化するお店の雰囲気・空間を損なわずに溶け込むこと、またSNS・メディアでの発信も視野に入れたChefCiinemaのアイデンティティとなるロゴタイプ・シンボルが求められました。
ヒアリングを基に、30種類以上のアイデアを作成し、クライアントと共にディスカッションを重ね、お店の看板であるロゴタイプのフォントスタイルが決定しました。
映画館で新しい映画を見るように
ロゴマークは、リュミエール兄弟が映画の先駆者として活躍した時代である19世紀末フランスのデザインスタイルにインスピレーションを受け作成されました。
また、ChefCinemaではシェフがその場で料理し、出来上がるまでの様子を見て楽しみながら料理を味わうことができます。そこでメガネレンズの形をした手のスタイルを用いて、窓からお店を眺めるようにすることで、チャーミングかつ親しみやすい印象を表現しました。
ChefCinemaの「お店の雰囲気がその日のシェフによって変わる」という独自のコンセプトを表現するため、ロゴタイプ、シンボル、およびイラストには変化しやすい要素を持たせながらも、ユニークなハンドサインやスタイルの一貫性によってアイデンティティが担保されるよう意識しています。