チャイティーのD2Cブランド、『Tokyo Chai Party』のCIデザイン・プロダクトデザインを担当しました。ジンジャーのスパイシーさとゆったりしたチルな世界観を融合し、ユーザーに愛されるプロダクトを目指しました。
キックオフ
Leo Kitagawaの大学時代の友人から、チャイティーのD2Cブランドを立ち上げたいという相談をいただいたところから今回のプロジェクトがスタートしました。
ブランド全体のグラフィックを作っていくということで、グラフィックデザイナーのYusaku Kato、アシスタントとしてShiori Tamakiがアサイン。
まずはメインビジュアルの案出しから
プロダクトの名前も決まっていない段階から、メインビジュアルの案出しが始まりました。(当初は仮でThree Chaiという名前でした)
チル、シーシャにあう、ジンジャーの香りの強さなどなど、クライアントが訴求したいポイントや、参考イメージを元に8パターンを提案。
hicard側でもイチ押しだった左上のビジュアルをクライアントにも気に入って頂き、今回のプロダクトのメインビジュアルが決定しました。
生姜をキャラクター化したもので、ジンジャーマンと命名され制作側でも愛着を持たれています。
プロダクト名、タグラインも決定
プロダクト名が『Tokyo Chai Party』に決定。自由に美味しい紅茶を飲みたいという思いが発端で起こった反乱、Boston Tea Partyから着想を得た言葉です。
コーヒーや紅茶だけでなく、本場のインドのような美味しいチャイティーを日本でももっと広めたいという想いが込められています。
次にタグラインもhicard側で案を出して決定しました。
「パンチの効いたリラックスタイム」
ジンジャーのスパイシーさとチルな雰囲気の両方を訴求するタグラインです。
ロゴ、パッケージのパターンを出していく中で方向性が定まってくる
チルな雰囲気を押し出すか、ミニマルなデザインでいくか、グラフィティアート感を出すかなど、ロゴとパッケージ案を出す時も様々なパターンを考えました。
この時はクライアントも相当悩み、結果的にはグラフィティアート感の強いロゴとスパイシーさを感じさせるパッケージに決定。
当初はチャイティーとわかるような色味を使っていましたが、ブラッシュアップしていく中で、スパイシー感の強い黄色へと変わっていきました。
並行してECサイトやイラストの展開も
ECサイトの作成のときも、まずはファーストビューの案出しから始まりました。
プロダクトをちゃんと見せたいということで、パッケージがメインになるようなシンプルなパターンに決定し、ECサイト全体もパッケージに合わせたデザインで進んでいきました。
ECサイトはShopifyで作成。当初は予算の都合上、デフォルトでついてくるカスタマイズ機能のみで作成する予定でしたが、作っているうちにこだわりが出てきてしまい、結局コードをいじって様々なカスタマイズを行いました。
ジンジャーマンのイラストパターンも展開し、ECサイトはより愛着のわくものとなりました。
ジンジャーマンに関してはグッズ展開も考えています。
Tokyo Chai Partyの世界観を表現するため、hicardオフィスで撮影
カメラマンのきょうごさん @hdk.kt と事前打ち合わせを行い、hicardオフィスで1日かけて撮影を行いました。
世界観ごとファンになってもらいたいと考えているので、ECサイトやInstagramで使用する写真は、フィルムカメラを使い、日常に溶け込んでいるような撮り方をしました。
hicardのメンバーも被写体として動員されているので、是非インスグラムも覗いてみてください。